時差ボケくるわ、半端なく
2月14日木曜日 バルセロナ2日目
午前3時に起床。
日本と時差が8時間あり、日本時間であれば昼の11時だ。
起きて当然な時間。
日本で事前にアメリカのドラマ「NCIS」シリーズをいっぱいダウンロードしていたので、イヤフォンで見る。
末娘も疲れが出て(2月10日の試験まで毎日10時間勉強していた生活)、二人とも頭にかすみがかかった状態でぼーとする。
とりあえず昨日のフランクフルト→バルセロナ便で出たチーズサンドイッチを食べる。
味は濃いがパンが美味しい。
初日はあえて何も予定を入れていなかったので、体調と相談しつつ計画をたてる。
ガウディ作品、あの有名な「とかげ」のグエル公園まで歩いて40分だというから歩こう、となった。
部屋にあるセーフティーボックスの鍵は有料で、一日2ユーロで鍵をもらう。
パスポートはコピーだけもってセーフティーボックスにしまう。
グエル公園は朝8時半までに入ると無料で、それ以降は入園料がとられるという。
夏は8時まで無料だ。
いったん中に入ってしまえば、営業時間になってもいることができる。
あとでバルセロナ経験者の長女が「有料になったの?」と驚いていたが、2013年10月までは無料だったようだ。
じゃあ起きているし、早くでようかと思ったのだが、7時なのに外が暗くかった。
人気のないオフシーズンに、暗い大きな公園に女子二人(女子でええねんw)が行ったら危険、と考え直した。安全第一で行きましょう。
グエル公園へ徒歩で行こう
朝7時にホテルを出て、グエル公園まで徒歩で行くことにした。
途中にどこかで朝食をとればいい。
だってホテルに朝食ついていないし、外で食べたいし。
朝7時のホテルロビー。初バルセロナの朝。暗い。
通りも閑散の朝。気温は8度。
閑散ぶりに驚く。
さあ、歩くよ。
流石バロック地区、建物が歴史を物語る。
寒さと暗さで重厚感が増す。
立体オブジェがインパクトを与える。
アーティスティックなギャラリー。
ネスカフェのお店がやたらオシャレなのでぱちり。
人通りも車もいない。
木曜日で平日なのだが、観光産業の街は午後からと週末ということか。
毎回お出かけの時にここを通るサンタ・エウラリア大聖堂。
夕方ここをまた通ったらびっくりするほどの活気だった
人混みでくらくらするほど。
途中ガウディ作品で有名なカサミラが。
カサミラ見っけ!
時間が早かったので、外観だけ見学。
いきなりのガウディ作品遭遇にテンション⤴
カサ・ミラの前に行くと朝から散策している観光客たちが数人写真を撮っていた。
ホテル近くには早朝からあいているカフェがいっぱいあったのに大通り沿いにはあまりカフェがなく、
「あれ?朝ごはん食べるとこないで~」
と、歩くこと20分。
このカサミラの近くにカフェがあった。
ほ。
バルセロナ初朝ごはん。
朝食朝食~♫
カフェ「Buenas Miags」という名前のお店でクロワッサン2つ(各1.3ユーロ165円)とアメリカーノ2つ(各1.5ユーロ190円)を注文。
コーヒーは濃いめだが、目覚めにはちょうどいい。
ここで気づくのだが、バルセロナはイタリア同様エスプレッソベースで濃いのだ。
アメリカーノなのに濃いで。と。
クロワッサンはパリパリで美味しい。
観光客が結構入っていたのは、近所の空いているカフェがなかった、が一理。
さて、お腹も温まったので、グエル公園に向かって再度出発。
くしくも今日はバレンタインデー。
ケーキショップやパン屋さんもバレンタイン商戦まっただなか。
これバレンタイン用? へへへ。
まだまだ道のりは遠い。
水を購入。1ユーロ。
そこから、ひたすら坂道を登ってグエル公園へ。
40分だったはずが、1時間かかったか。
初日なんで体力ありあまりだから苦にならず。
治安の下調べで、「バルセロナはスリが大変多い」というので ショルダーをコートの中で斜めがけにし、おなかぽっこりルックで。
スレるものならスってみなさい!と言わんばかりのいでたち。
「絶対妊婦やて~」笑
ほら、妊婦。
黄色いポストに興味津々。
ふう、道のりが遠いわ~
やっとグエル公園の標識が!
わあい、もう少しやなあ~
テンションあがる。
と思ったのもつかの間。
きらきら光る~登り坂♫
えらい登り坂が眼前に広がる。
しかも遠くまで。
テンション一気に下がる。←早い・w
なんじゃ坂!こんな坂登るん!みたいな坂だ。
母、頑張ります。
えんやとっとどっこいしょと上がっていく。
あう、あああ、うううう
普通のシニアな私にはシビアな坂でした。はい。
ふう~。
長い長い長い坂道を登ってグエル公園到着。