ペーナ宮殿からバスでシントラ駅に戻る
時刻は11:30。
シントラ駅にバスで行こう。
バス停で韓国人女子大生3人と待つ。
バルセロナから移動して日本人学生の姿は全く見られなくなったが、韓国人大学生はまだまだみかける。
ペーナ宮殿バス停。
観光名所とバス番号、色分けがしてある。
バスがすぐに来た。
ラッキー。
来た来た、バス。
バスの側面にルート案内が。
満員の乗客。
バスが20分に1本、しかも不安定なので、乗るときにのっとかないとみたいに観光客がいっぱい。
途中、観光客が「歴史景観中央地区」なるバス停でたくさん下車したので、一緒に降りようか、ちょっと見て行こうか、迷ったが、今日の予定がまだ詰まっていたのであきらめる。
見どころ本当にいっぱいで観光名所の断捨離やわ、と少し寂しい。
半分になったバスは、ほどなくして終点シントラ駅に到着。
駅の向かい側
さんざん歩かされたからがっつり食べたい、カフェはいやだ!ポルトガル料理がいい!という私のリクエストに応え、末娘、口コミが高いレストラン「アパデイロ」Restaurante Apeadeiroを発見。
駅から徒歩5分のところにあるというから、ぶらぶら歩く。
いやあ、今更ながらだけど、末娘の徹底したナビゲーターには驚かされるわ。
レストランAPEADEIROアベデイロ
ポルトガル伝統料理の昼食
半地下下がる、みたいな狭い入り口の店。
まだ正午なのにいっぱい。
正午オープンなのに、ほほー。
人気店なのね。
すぐに英語が喋れるおねーさま、というか、おねーちゃん登場。
「昨日ポルトガルにきたばかり。
昼食にポルトガルのお薦め料理お願い」
というとメニューを見ながら
「これがいいよ」
まず最初のパンとオリーブとパイがテーブルに登場。
https://www.facebook.com/1388400562/videos/pcb.10219017558055072/10219017552214926
「ただだと思って食べそう」
と言ったら、おねーちゃん
「ポルトガルで無料のものないよ」
だって。
潔いわ。笑
まずは喉の渇きをいやすために、ポルトガルの定番コーヒーを頼む。
コーヒーとミルクを半分ずつ注いだメイオ・デ・レイテ(Meia de leite)
要するにミルクコーヒー、カフェオレだ。
ホットでもグラスで出てくるのがポルトガルスタイル。
ささ。
結構待たされての料理が登場
最初に来た、ポルトガル伝統的家庭料理と説明された、生鱈をフライにして、生ハムやらオリーブをちりばめて。
生ハムの下に目玉焼きまで入っている。
フィッシュ&チップス、なんだけどボリュームがすごい。
次にハンバーグのクリームシチュー煮込み。
付け合わせが「フライドポテト」で、「いらない」というと
「サラダに替えられるからサラダにするね」
とサラダに。
ざっくりしたサラダ、だ。
サラダ。
いやあ、想像以上に重たかった。
頑張って食べた感100%。
そろそろ出ようと思ったら、おねーちゃんが、頑張って食べたご褒美なのか、お店のサービスといって
「シントラ名物スイーツ」の「トラヴセイロ」と、甘いポルトワイン(赤玉ポートワインだあ!)を出してくれた。
あら、ありがとう、オブリガーダ。
パイ生地に濃厚カスタードが入っているなじみの味のパイ。
ワインは飲めずにパス。
チップを3ユーロ置いて出る。
美味しかったし、値段も健全だし、満足。
もっともあとでレシートチェックしたら、パン二切れ食べていることになってお金がついている。
少し「む」としたが、面倒くさいので良しとする。
昨日から今日の教訓、
教訓:レシートはその場でチェックすべし!
愛想に騙されてはいけない!!
店を出て、駅にいく。
お目当てのバスの時間だ。
「レガレイラ宮殿」行きのバスがいた。
小さい。
ところがバスはあるのに誰も人がいない。
私たちの前に、どう見ても韓国人、な30歳ぐらいの女性が一人、バスの運転手さんに何やら尋ねている。
聞くと
「このバスは出ない。また20分後に来て」
と。
ああ、と思ってがっかりしていると、その女性が私に向き直り
「韓国の方ですか?」
と笑顔できくので、思わず韓国語で
「いいえ、日本人です。
お一人で旅されてるんですか?」
と答えた。
一人旅でシントラをまわっているそうで。
後ろのバスがペーナ宮殿にいくときに乗ったバス。
私が「なんだと~20分待てだと~!!」と殴りかかっているバスが「レガレイラ宮殿」行きのバス。w
食後の一休み。
シントラの街を眺める
20分の待ち時間ができたので、近くの遊歩道のベンチに座る。
シントラの街が眺められていい場所だ。
でも人がいない。
理由は「冬だから」
自然がいっぱいで避暑地だなあ、と。
曇っているのが残念。
ライン電話でだんちゃんとビデオ会話する。
こちらは午後1時、日本は夜の10時だ。
私「足が痛いねんけど」
だんちゃん「年考えんと歩きすぎや」
私「今考えたわ」
曇っているので寂しい感じがするが、実際可愛い、素敵な街だ。
ペーナ宮殿配色は、ポルトガル配色でもある、と、あとあと思う。
休憩して20分経った。
今度こそ出発するだろうとバス停にいくとすでに長蛇の列。
ええーーーー???
慌てて走り込んで駆け込むと、無事後部座席にぎりぎり座ることができたが、乗り切れない人たちもいた。
ああ、乗り切れなかった方々、最低20分待ちだ。
待つ以外することがないので少し同情。。
乗れてよかった!
さあ、リアル「ドラゴンクエスト城」のレガレイラ宮殿に出発!!