目指すはコインブラ大学、バスで行く!
甘いものを食べて仕切り直し、さあ、大学に行こう。
バスの回数券を買うことにし、駅前にある路上の売店にいく。
大学に行って駅に戻ってくるだけなので、二人で往復4枚、と4枚回数券カードを購入。
駅左手、川べりにバス停がずらりと並んでいるところに行く。
バス停がずらり。
道路の反対側もバス停が連なっている。
ところが歩きながら「103」をさがしても全くない。
反対側をみてもない。
「え~~?!なんで~」
バスを待っている人々に尋ねても英語が通じない。
道路の反対側のバス停で大学生らしき若者が数人いたのを見つけ
「大学生なら英語通じるはず!」
と反対側にわたり二人連れの大学生らしいアフリカ系の女性に尋ねると、
「駅の右手のほうよ。ほらあっち」
と教えてくれた。
良かった。
っていうか、全然反対方向やん!!
駅の右手はバス停が一つしかない。
大学行きバス専用の停留所。
ほどなくバスが来たが、大変コンパクトなバスだ。
他の市バスと違ってかなり小型だ。
バスに乗って回数券を2回かざして二人分~としようと思ったらエラー。
これはあくまでも一人で使うカードなので二人分は使えないとバスの運転手さんの身振りで知り、一人分別途2.5ユーロ支払う。
おっと。
「歩いて20分だからバスだと数分ぐらいかな」
と思ったら、バスはぐるぐる迂回し15分かかって到着。
市内民家見学つきバスだ。w
コインブラの中央高台に建つ大学に到着。
これが乗ってきたバス。小ぶりでしょ。
観光客が乗っていないところを見ると、みんな駅から歩いてくるのね。
20分くらいだから。
(でも絶対バスお薦めです。この勾配歩くし)
いよいよ大学到着!
学生たちが校舎を移動している。
右手は医学部校舎。
大学は街の一番高いところに位置している。
お目当ての図書館見学には入場券が必要だ。
学生たちに売り場を聞いてキャンパスを進む。
(キャンパスは石畳です)
コインブラ観光の超目玉、コインブラ大学の図書館
コインブラ大学はポルトガルで一番古くヨーロッパでも二番目に古い300年の歴史をもつ。
特にコインブラ観光の一番の目玉「大学の図書館」は、この大きな大学の建設総予算の3分の1が費やされたほど大学が力をいれて建設した図書館だ。
この図書館がここコインブラへと観光客を誘う「見学マスト」ポイントだ。
あら、昼休みでチケット売り場閉まってました
チケット売り場に来たら、カウンターに誰もおらず、清掃のおばちゃんが「昼休みだよ」と教えてくれる。
「ただ今昼休み中、午後1:45にあきます」と看板があった。
ありゃりゃ。。。。。
あと40分もある。
確かに大学生たちがたくさんうろうろしていた。
昼休みだったのね。。。
みんなどこにいくのかな?と聞いたら「学食」だって。
「私たちも入れる?」
と聞くと
「大丈夫よ」
と教えてくれる。
大学のカフェに行ってみようかなとあとを付いて建物に入ったら、入ってすぐに手荷物荷物検査場があった。
建物の中に人は多く
「いやいやなんかやめとこう」
と出てきた。
混んでそうだし、お茶も飲んできたばかりだし。
時間つぶしに散策する。
ヨーロッパでも屈指の伝統と歴史を誇る名門大学のここ。
2013年に「コインブラ大学-アルタとソフィア」として世界遺産に登録もされている。
(アルタとソフィアとは、大学に関係の深い歴史的建造物が残されている地区の名前で、大学とその周り、みたいな登録)
待ち時間を持て余してぶらつく
暖かいのだけれども景色だけ見ると「冬」な木々の裸加減。
時間まで広い敷地内を歩き、敷地内教会も見て、再びチケット売り場へ。
早めにいっての並ぼう、と11:30に行った。
早い見学時間の回に申し込むためだ。
私たちが一番にカウンター前に並ぶと、すぐにアラビア系列のおばちゃまたち1組が後ろに並んだ。
11:45ちょうどにカウンターにスタッフ登場。
眼鏡をかけた「年のいった大学院生みたいな感じの人」がチケットカウンターに座り手招きする。
そして午後一番の「2時の回」のチケットをゲット。
図書館はチケットを買うと入場時間が印字されている。「20分に60人まで」だ。
さあ図書館に行こう!