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元ロック雑誌のライターでアートプロダクション経営者のどんぶら旅日記

7月21日日曜日ダナンのディナー「ケープナオビーチクラブ」

今日の夕食は贅沢しよう!

 

だんちゃんと私のために極上のシーフードを次女がセレクト。

 

「飛行機代とホテルが意外と安かったので予算があまった!

贅沢しよう~~~!」

 

と調べてホテル「メリア ダナン」内のシーサイドにあるケープナオビーチクラブ」を電話予約してくれた。

 

メリアダナンは「世界の綺麗なビーチ6選」のひとつにも選ばれた「Non Nuoc・ノンヌーク」ビーチの正面の4つ☆ホテル。

 

2015年オープン、世界中にホテルを展開するスペイン資本の「メリア」ブランドのホテルだ。(知らなかった・w)

 

タクシーで20分、昨日五行山に行ったとおりの海岸沿いの道を進む。

 

海岸通り、賑やかなシーフードレストランやホテルはごちゃごちゃの軒を連ねているエリアを通過すると一転、えらい敷地が広大なリゾートホテルが並んでいる。


ただ、点在、であり、つぶれていたり、開発中だったりで明暗があるようだ。

ただダナンはベトナム政府が相当力を入れているので、「贅沢」な大手リゾート資本が大量に投入され、廃墟化した古いホテルはどんどん壊されているようだが、すたれたままの建物も多い。

海辺リゾートがきれいに揃うのはまだ先のようだ。

 

 

メリアダナンホテル、敷地広い~

 

レストランがあるメリアダナンホテル。

 

昨日行った五行山のすぐそばだった。

 

ほんと、このホテルから徒歩で五行山行ける。

 

 

はてさて、タクシーはホテルの別館入り口のようなところで降ろしてくれたが、建物の中が薄暗く、人影ゼロ。

 

えええ? 

「ええ。。。ええ。。ここどこ?レストランどこ?」

となり、敷地内でグーグルナビで探す始末。

 

ナビででたので敷地内をぐるぐるマップに従って歩く。

 

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敷地内はこんな感じ

 

タクシー乗り場から徒歩5分。

 

 

 

コテージの連棟をぬけて、いくつかのプールを過ぎる。

 

夕方6時、空は明るかったが、プールに人影はまばら。

さらに海に向かってあるいていくと

 

「あった!」

 

あった。

 

ケープナオビーチクラブ。

 

んん?

 

客がいない。。。

 

んん。

 

人気のあるレストランとあったが閑散としている。

 

ちょっと不安。

 

ここだよね、ここだよね、と地中海的な白と青のコントラス、彫刻が美しい建物の中に入る。

 

思わず「今日営業しているのかな???」どきどきし

 

「予約したものですが」

 

というと

 

「お好きな席にどうぞ」

 

と促される。

あ、いいんだ、と思ってほっとする。

 

せっかくビーチサイドなのだからと室内ではなくテラス席に座る。

 

 

午後6時だが、暑い。

 

料理は評価通り!スパニッシュシーフード、美味しい!

 

早速ワインやらシャンパンやらをオーダー。

昼間のヘビーなチーズケーキ以来食べていなかったので空腹でもあった。

 

気温が高いので特大の扇風機が私たちめがけて回され、その音がうるさくて気になった。

 

メニューを見ていると家族連れが隣の席に着いた。

そして雨が降ってきた。

家族連れは中に入っていった。

テラスには布のカバーが屋根代わりにあったので、

「これも風情」

と室内に移動せずにいた。

雨のおかげと日が暮れたので、暑さがましになり、うるさい扇風機も雨が降ってきたのでカバーがかけられ、やっと静かな食事の始まりとなった。

 

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席からビーチを撮影

 

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まずは次女がワインを注いでくれる。

 

そしてオーダーした料理が次々に登場。

 

 

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グリルド車海老

 

 

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見ていて楽しい盛り付け、しかも本当美味しい

 

 

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パン、お替り自由

 

食事は本当にデリシャス!

感服。

 

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オイリーでもあるがワインによく合う

 

 

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ベトナムスペイン料理 ✌

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オリジナルサラダ

 

 

 

 

「あなたの職業は何?」

 

私たちが談笑(昼間のハン市場の匂いが壮絶だった、とか・www)していると給仕くんが話しかけてきた。

 

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このレストランに勤務して2年の青年

 

 「あなたの職業が何か聞いてもいいか?」

 

とだんちゃんに尋ねている。

 

だんちゃんは英語は話さない。

 

私が「?」と顔を向ける。

 

青年(英語)「すみません、このような場所で食事をできる人たちはどんな職業か気になるので」

私 (英語)「この代金はそこにいる娘が支払うのだよ」

青年(英語) 「ほお! すごい。娘さんは何をしているのですか?」

次女 (英語)「普通にOLです」

青年 (英語)「すごい」

みたいな。

 

次女と生年が何やら話を終え、彼が場を辞したときに次女に言う。

 

私「ねえねえ、お客さんに職業尋ねるのっていいのかなあ?

  従業員のマナー違反?」

 

次女「全然そんなことないよ。

   私が大学生の時(NZの大学でした)、高級日本レスランでバイトしていたやんか。

   その時、お客さんに聞いたもん、私も」

 

私「へへ?お客さん答えてくれた?」

 

次女「うん、みんな。

   『私、将来こんなところで食事に来るくらいお金持ちになりたい。もしよかったら参考までに職業聞かせていただいていいですか?』って。

みんな『いいよ!』って快く教えてくれたよ。

映画のプロデューサーとか一流ホテルの総支配人とか、自慢げに。www」

 

私「なるほど~~。」

 

次女「でもさ、ここの会計で今日の会計、全部で15000円やん。

   日本人が少し奮発したら払える金額やん。

   アルバイターでも払えるやんなあ」

 

私「一人5000円やったら居酒屋価格みたいな。

  でもこっちの人の月給だよね~15000円ったら」

 

ということで15000円の会計をして帰ることにした。

 

 

 

いやあ、大満足!!

 

 

通ってきたプールも人はいない。

 

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敷地内で迷子になる

 

 

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出口がわからない。。


さっきの別館の前ではなく違うところから道路に出ようと歩くが、迷子になる。


とりあえず道路に向かって歩いていたら、敷地内の「廃墟エリア」に入ってしまい、暗いこともあって怖い怖い。ww

 

あれ?あれ?

 

右手のほうに「MASSAGE」と大きなネオン看板がついた建物がぽつんと立っているのが見えた。

 

あそこに行けば道路だ、と思ったが、塀に阻まれ、敷地内からでられない。

 

まじ怖いし。

 

 

すると遠くから誰かが私たちを誰かが懐中電灯で照らしている。

 

警備員に違いない。

 

私たち不審者で捕まるのか。とか。www

懐中電灯の方向に歩いていくと、門があった。

 

警備員が二人いて私たちに懐中電灯をあてている。

 

私たちが言う前に向こうが

「隣のスパにいくのに道間違えたかな?」

と言ってくれ、すぐに門をあけて道路に出してくれた。

 

マッサージのネオンにつられて出向いたものの、塀にそばまれ道路に出れない宿泊客がここにくるのか、と超納得。

 

道路に出たもののタクシーが通らない。

 

しかたないので、自分たちのホテルに向かって歩くことにした。

 

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五行山から出た大理石の大型彫刻のお店が連なっている



雨も降ってきて「げげ」と思ったところでタクシーを拾え無事にホテルに戻れた。

 

よかったよかった。

 

それにしてもディナーよかった~♡