7月24日 金曜日
次女の会社に大使から電話があった。。。。!!!!
部署は国際事業部なので電話を受けたものも英語が話せる。
次女は会議中で、会議が終わって席に戻ると、普通なら付箋でメモが残っているものなのだが、電話を受けた同僚が
「在日本インド大使から星山さんに電話あったわよ!
なになになに!!
なんで!!
なんで!」
と直接伝えにきた。
一番びっくりしたのは次女だ。
え====================!!!
すぐさまメモの残された番号に電話すると東京のインド大使館だった。
交換で
「えーと、大使をお願いします」
というと
「え?誰にって? 大使に??!! はあ!」(お前、誰に電話かけてるのかわかってるのか?って感じだったらしい。
みたいに言われ、
「えっと、大使から電話ありました」
と伝えた。
だが大使は外出されていてつながらなかった。
それから連絡がなかった。
大使から名刺をいただいていたので、メールをすることにして、自分の名刺もスキャンして送った。
すると大使の第一秘書から返信が来た。
インドのアート作品がちょうど日本に来ているので大阪で販売できるところはあるか、というものだった。
韓国に強い、中国に強い、という画廊があるがインドは聞いたことがない。
画商さんをあたってみる、と返答した。
インドアートを扱ってくれそうなところはなく、そもそもインドアートの知識者が全くいない、と画廊主さんたちにも言われた。
大使秘書に
なかなか難しい。
私の主宰するギャラリーではモダンが主流で、それでもなかなか売れない現状。
お役に立てず申し訳ありません。
と返信した。
ほどなくして大使から私に直に招待状が届いた。
「アーティストレジデンス・イン・ジャパン」
三越日本橋本店7階にて12日からで24日まで開催される「アーティストレジデンス・イン・ジャパン」の15日のオープニングパーティーの招待状だった。
ひゃあ。
大使館主催のオープニングパーティー。
過去経験した一番「ひゃあ」なレセプションパーティーは、大昔、飯倉 アメリカン倶楽部でYMO(イエローマジックオーケストラ)のレセプションパーティーだった。
まあ、EPICソニーが設立されたときは、マスコミ関係者全員、プリンスホテルの豪華なパーティーやご馳走、一泊招待という大盤振る舞いだった。
私の席のすぐ後ろのテーブルに所属アーティストの真田広之さんや館ひろしさんがいたので後ろばっかみていたが。www
私の会社の編集部員が引き抜かれたっけ、エピックソニーに。
竹内まりやさんが新人賞の席でアイドル初の交際宣言をした相手、慶大出のイケメン。
一緒に車の乗せてもらって仕事にいったときに
「なんか俺、山下さんとの隠れ簔に使われたんだよ、知らなかったんだ」
とぽつり。
まあ、イケメンでもてもてだからさっぱりしたもので。
余談はさておいて。
ううう、忙しくて日程がとれない。。。
すぐさま秘書にメール。
「15日は調整がつかず、別途21日に日本の作家の資料を持って伺います(私が関わっている作家の資料をお見せしようと)」
と伝えたところ
「帰国が早まり、大使閣下が21日には離日している」
という返事だった。
え~~~~~~~~~~~~~~
こりゃあかんやん、「では15日に。離日される前にご挨拶を」となり慌ててスケジュール組み替えた。
強行軍で東京日帰りだ。
ついでだから次女もつれていこう。
次女もせっかくだから行こうと有給を取り、一緒にいくことに決めた。
15日の朝に大阪を出る。
アーティスト・イン・レジデンス
日本のアーティストがインドに一ヶ月(住んで制作、インドのアーティストが日本に住んで制作という「交換制作」という企画だ。
は日本でも地方のビエンナーレ、トリエンナーレに以前から行われている通称AIRというものだ。
海外でもよくよく見受けられるが、交換制作は国際交流を図るためにために日本の文化庁でも取り組みを見せている。
それとは別にインドの新進気鋭の作家の作品が展示販売されるというものだ。
会場の三越7Fの特設会場。
イベントスペースではなく、カフェなど一次的に閉店していただいて、スペースを確保していた。
パーティー会場には、マスコミや関係者がたくさんきていたが、大使はお見えになられていなかった。
開始時間は13時。
まだ時間があったので12日から始まっていたので展示作品を見る。
驚いた。
あまりのクオリティーの高さに思わずしげしげと。
大使が来られてスピーチが始まるというので会場に行く。
大使はなぜか満面の笑みで次女に熱いハグを繰り返し、マスコミにばしゃばしゃ写真を撮られていた。
誰?
有名人?
ちゃいます。
ただの会社員その1です。www
そして大使のスピーチが始まった。
つづく