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元ロック雑誌のライターでアートプロダクション経営者のどんぶら旅日記

世界で一番開催規模が大きいと言われている工芸のEXPO、インド スーラジクンドメラ。日本から史上初めて招待されて私たちが行きましてん!⑧

 

1月29日木曜日 成田からニューデリーへ飛ぶ

 

伊丹空港から朝一番の飛行機に乗って、羽田空港に行く。

 

そこから高速バス成田空港に行く。

 

もう時間がぎりぎりで羽田でも成田でも走って移動。

 

駆け抜けるような感じでJAL 11時35分発のデリー行きに乗った。

 

前日入りでなく、当日に大阪から行ったので、想像はしていたが本当にぎりぎりだった。

 

 

私たち大阪組のVISAは手に入ったが、明日出発の名古屋在住の前野先生、今日郵送でVISA付きパスポートがかえってきた、とメールを受け取る。

 

よかった~~~~!!!

 

もう「行けないのでは?」が9.5割だったそうで。

 

残りの0.5割で

 

「なんとかなる」

 

と強い気持ちで祈ったそうだ。wwww

 

いやあ~

今でこそ笑い話。

当時は全く笑えなかった心臓に悪いだけの話であった。

 

 

マイルがたまっていたのでプレミアムエコノミーにグレードアップしたところ、アジアの航空会社のビジネスクラス扱いな快適さ。

 

 

いやあ、まじ快適十分で10時間30分のフライトが楽勝で到着。

 

初めてのインド入国。

 

しかも一人。

 

荷物を待っている間、

 

「もし出口で誰も待っていなかったらどうしよう?」

 

と正直びくびく。

 

ニューデリー

 

インディラ・ガンディー国際空港

 到着。

 

日付け変わって1月30日午後6時だ。

 

インディラ・ガンディー空港、うわ、きれい。

 

しかも人が全然いない。

 

これは空港自体に、当日の航空券とチケットを持っていないと入れないからだ。

 

お見送りだの、お迎えだのは、空港の外で待たなければならない、をこの時初めて知った。

 

預け入れ荷物を待っていると、飛行機で一つ離れた席に座っていた、インド版SUITSにでてきそうなイケメン・ビジネスマン青年が、しゅっと私の荷物をとってくれた。

 

日本人年寄りの意味不明な一人旅が不憫に思えたのか、手助けしてくれたのだ。(?笑)

 

「何かお手伝いしょうか?」

 

と言われたが、

 

「大丈夫でっせ」

 

 

笑顔でサンキューと返す。

 

 

入国審査も一言も会話がなかったが、VISAも問題なく(笑)通過。

 

出国出口をでても静かで閑散としている。

 

メラの主宰者の職員の方々が6番出口でたところで待っているから、ロビーを歩いているとガラス越しにたくさんの人集まっているのが外に見える。

 

8割客引きか。

 

6番出口を出ると、そこからは大量の人の群れと騒音。

 

 

2日前に私の写真を送ってくれと州政府から来たので、当日来ていく服を着てかばんもった写真を送ってあったのですぐに声をかけてもらえた。

 

 

「ここ!!」

 

と手を振ってくれて問題なく合流。

 

 

メラのバナーの紙を下げて5名もの人が待っていてくれていた。

 

わ、恐縮で、と思ったたら

 

私一人のために皆さんいたわけでもなく。(笑)

 

なんでも今日のスケジュールは第一陣がネパールチームで、その次が私単品で、これからインドネシアチームが来るという。

 

それでもご丁寧に私一人のためにローニーさん(ターバンの方)とロンキスンさんが車でホテルまで連れて行ってくれることになった。

 

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空港からでました。スモッグが。。

 

 

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ロニーさんと空港の駐車場に行く

 

空港の駐車場を出たのが7時05分(日本時間午後10時05分)

 

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ここまでは本当に快適だった。。。。。

 

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空港からホテルまで車で30分の距離だった。

 

が、ホテルまで全然つかない。

 

噂に聞く、とんでもない渋滞が1時間40分続いた。

 

車、人、オーロバイ、テュクテュク、タクシー、乗合車、バス。

 

朝と夕方5時から8時まではこんなんだと。

 

しかもスモッグすごくて窓なんか絶対あけられない。

 

気温は20度なのに窓閉め切ってクーラーして。

 

物乞いがくるくる。

 

「絶対に窓あけるな、荷物ひったくられるから

ネックレスしてないか? それも窓から手いれてひきちぎられるから」

 

とローニーさん。

 

ひい。。。。。

 

渋滞を1時間すると急に車の動きがスムーズになった。

 

そこからは早かった。

 

 

州政府が所有する広大な土地の中心にあるホテルだが、敷地内に入るときに身分証明書をローニーさんが見せていた。

 

入り口には銃を持った兵士たちがいて身分証を見ることもなくゲートをあけて通行を許可された。←顔見知りのようだ。

 

 

敷地内を車で数分行くとホテルがあった。

 

やっとホテルに到着!!

 

 

Hotel Rajhans 

 

 

 ホテル ラージハンス

 

 

ホテルはかなり古いが大きく、州政府の持ちもので4つ星ホテルになっていた。

 

 

ホテルの入り口に楽団がいて、ホテルがなんやらえらいケバい。

 

 

ローニーさんが

 

「結婚式があるんだな。

インドでは新郎側が全部だすんだけど、こりゃあかなりの金持ちだな」

 

と。

ふう~~~~ん、と聞き流していたのが地獄の始まり。

 

チェックインしてくれて鍵をもらって、部屋へどうぞ、と言われる。

ベルボーイに案内されて部屋に行くと、外廊下なので、大音響の中歩く感じだ。

 

 

 

部屋は中広場に面して扉が外に配置されている。

 

ホテルの中庭には大きなステージがあって、ディスコ大会が始まっていた。

 

部屋のまん前でステージがあり、ディスコ大会やってるのだ。←実は結婚式の招待客用のイベントだったのだけど

 

 

 

音が半端なくでかい。

 

 

 

部屋はいい感じに広い。

 

 

バルコニーに鉄格子があり、

 

 

鉄格子?????

 

と首をかしげるばかりだ。

 

 

                                                                    つづく