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元ロック雑誌のライターでアートプロダクション経営者のどんぶら旅日記

世界で一番開催規模が大きいと言われている工芸のEXPO、インド スーラジクンドメラ。日本から史上初めて招待されて私たちが行きましてん!⑯

初日の今日になってやっと設営ができる

 

初日の今日はプレス関係者や招待客中心ということで、賑やかながらも押し寄せるという感じではない。

 

お偉い方々から、マスコミ、地元の高校生、インド各地から来た大学生たちだ。

 

日本チームのブースに行くと、壁はできているし、土の床の上にはカーペットが敷かれていて、感動さえ覚えた。

 

壁があって当たり前と思うな、床があってあたり前と思うな。

 

ありがたや

ありがたや

 

凧マイスターの遠藤さんの動画

私、猫背で外股で闇市のおばちゃんそのものな。www

 

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結局、中国チームが来なかった、ということでブース割が変わった。

 

エジプトチームの方々がブースに入っていた。

 

早速設営開始。

 

 

招待国専用レストランにいけず弁当配布

 

 

 

招待国専用レストランがあると聞いて興味津々だったが、設営に昼までかかって行く暇がなかった。

 

 

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前野先生設営中

 

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壁に絵を飾りたいといったら椅子の上に釘が置かれていた。。。。。おっけーだぜ



 

設営中もマスコミがくるので設営に必死だった。

 

まあ、皆様も私も設営慣れしているので、手際よくどんどん展示が進む。

 

会場内招待国専用レストランに食事に行く暇がなく、弁当が配布された。

 

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配布された弁当。水は毎朝大きなペットボトルに一人二本の配布される

 

ホテルのレストランより美味しいかも。。。の、豪華な弁当で、また地味にここで感動する。

食べ物って大事よね。笑

 

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山田先生設営中

JAPAN組だという看板がないため、山田先生が日本から持参した高級和紙を惜しげもなく提供してくれ、そこに濱渦先生がJAPANの文字を書き上げた。

 

 

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JAPAN書くぞ

 

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JAPAN書いてるよ!

 

 

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JAPANできたよ!

看板を写真にとる人も多い多い。

 

クールだ。

 

縦書き英語だ、JAPANだ!

 

看板が入り気合いも入る。

 

 

 

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私です

 

 

 

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山田先生設営中



 

 

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山田先生の枝と濱渦先生の書の展示のコラボ

 

 

今日はVIPがたくさんきたらしく、私も普通に前野先生の作品の説明していた相手が

 

「私は在インド チュニジアの大使なんだよ」

 

とか。

 

日本で「えええ!大使閣下ですか!!」となるが、こうVIPがあふれ出てくると

「へえ、そうなんですか」

と返答する自分が怖い。

 

 

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マスコミの人の名前を日本語で書いてあげている濱渦先生



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そのルックスで特にフォトジェニックだった山田先生

 

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JAPANを撮影するカメラマンたち

 

 

 

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たぶんとーーーても偉い方

 

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ストリートパフォーマー

 

 

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6m×6mの大凧をセットする遠藤さん

 

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JAPAN近くの国の足長パーフォーマー

 

 

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大塚さん設営

 

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遠藤さん設営



 

 

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人気者山田先生







今日もステージがあり、日本チームは太鼓チームと刀士の大塚さんがステージにあがった。

 

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大塚さんのステージ 真剣です

 

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ステージ最前列にいらっしゃる、たぶんめっちゃ身分の高い方々

 

前野先生談

 

「初日、メイン舞台ではインド各州から民族衣裳で着飾った人達が次々メディアに紹介される
パフォーマンスを繰り広げながら自分たちの順番待ちをしている人たち。
カラフルな衣裳やメイク、楽器、賑やかな踊り。
インドは超多民族国家なんだなあとあらためてびっくり」

 

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前野先生撮影

 

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前野先生撮影

 

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前野先生撮影

 

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前野先生撮影

 

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前野先生撮影

 

日本チームのことが、昨日のニュース、テレビ、新聞、WEBで取り上げられたようで、来られる方来られる方、たくさんの方から名刺をいただいたが、ごめんなさい

もう誰が誰だかわからない。

写真でもあればわかるけれど、前野先生、濱渦先生、山田先生の通訳を三人分していたので(同じ事だけ言う英語です)てんてこまい。

 

シンガポールや台湾のテレビ局の方とか、大学生の放送部とか、英語学科の教授が生徒さんたちをつれてインタビューに挑戦とか、本当にたくさん取材いただいた。

 

おかげでこの年のメラの記録のユーチューブに私のインタビュー画像も載るし、新聞には

 

Taeko Hoshiyama said

たえこほしやまは言った

 

なんて書き出しで始まったり、なんで私が?と自分でも不思議がったり。

 

結局英語話せないと世界では大変と作家さんがたも感じたようで。

 

通訳雇えばいいんだけれども、一日12000円(相場)だして何日も、はきついよね、作家さんも。

 

以前ボローニャの国際児童画コンクールに日本人作家が三人入賞した年に、うちのギャラリーの人気作家の平野はるひ先生が入賞されて、一緒にボローニャの授賞式までついていったことがあった。

 

そこで、世界中の絵本出版社に売り込みするのだが、通訳は一日12000円だった。

平野先生の通訳(ここでも自腹ボランティア)でフランスの出版社を出版契約を取り付けたのはいいけれど、契約書は日本に帰国してからもやりとりが続いて、難しくて長女に「助けて~」と代わりにしてもらったものだった。

この時、もう一人、入賞した作家さんで「あなたの絵を挿絵で使いたい」とメキシコの出版社に言われた方がいて、この人についでに頼まれて、あとあとえらい目にあった記憶がある。

だって、挿絵だから細かい絵の指示だのがメキシコからいっぱいくる。

延々二ヶ月ぐらい訳しては説明し、こっちからのを英訳して送り、もう無理、と、メキシコの出版社に

 

「おたくで日本語話せる人だして直接作家さんとやりとりしてください」

と投げたことがある。

 

すぐ日本語で返事がきた。

「了解です」だって。

早く言ってや!!!!!(>o<)

 

余談。

 

 

 

 

 

 

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前野先生の作品の説明に取材陣も「ほお!」

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ここで、プレスの人たちからこんな言葉が。

 

 

「明日から大変なことになるから、テーブルとか前にだしていたら人で潰されるよ」

 

一般の方々が大挙してくるから机なんか前に出したらだめということだ。

 

 

 

 


ステージは昨日あがったメインステージの他、広い会場に何カ所かある。

 

パフォーマー、大凧の遠藤さん、太鼓チーム、刀士の大塚さん、は各ステージであがっている。

 

遠藤さんは実際に凧をあげて実演されている。

 

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凧凧あがれ~!!

設営を終え、少しだけ会場を回る。

 

通訳の仕事があるのでブースをあまり離れられないのだが、今日はまったりなので余裕がある。

 

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ゾーン図

 

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一般のフードコート

 

 

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トイレ

 

お手洗い、紙がなくてシャワーで洗う。
右男子トイレ、左女性トイレ。

人がたくさん来ると、水が流れ出て表がびしょびしょになる。

招待国専用のインターナショナルレストランには、紙がついた水洗トイレがあり、なにがなんでもそこでトイレを使った。

 

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銀座で本をいただいたテレンガーナ州の看板を見つけて嬉しくなり。




 

 

 

メラは午後8時までだけど、今日は私達は5時に解散。

 

疲れたのだ。

 

ここらへんは、時間厳守ではなくて、勝手に店じまい、勝手に店開き自由だそうだ。

 

 

皆さんは会場に残ってステージを見るという。

 

私は大阪組の荷物を預かって一人で「帰ります」と。

 

「ホテルラジハンスに帰りたいけれど、どうしたらいい?」

 

とゲート出口の配車係に聞いたら、

 

「あ、そのバスでるからそこに乗って」

 

と言われた。

 

はい、と乗ったら、ロシアチームのバスで、20人ほどの人は全員ロシア人。

私が最後、出発間際に乗り込んだ形だ。

 

皆さんが一人で乗る私に興味の目を向ける。

 

くう。

 

 

「へへ、えろううすんませんな、ちょっくらホテルまで乗せておくんなまし」

 

超アウエイで。(www)

 

 

居残り山田先生が撮ってくれた写真シリーズ。

夜の会場の雰囲気もいい。

 

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広い場内、VIPは無駄に歩きません。これですよ、これ

 

大阪組が戻って夜8時に夕食。

 

ディナーバイキング。

 

もちろんカレー。

 

緑色のカッテージチーズのカレーがマイルドで激うまな晩御飯。

 

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とりあえず全部少しだけたべようと好奇心が勝ち

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カッテージチーズのカレー。うまい!!!!!



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食べる食べる

 

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でぶ一直線♬ 美味しすぎる♬

 

嗚呼、服のボタンがぱつんぱつんになる序章やったわ。

 

 

 

  続く