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元ロック雑誌のライターでアートプロダクション経営者のどんぶら旅日記

世界で一番開催規模が大きいと言われている工芸のEXPO、インド スーラジクンドメラ。日本から史上初めて招待されて私たちが行きましてん!⑳

メラ4日目

 

2月4日(木曜日)

 

昨日夜遅くまで打ち合わせしていたので眠い眠い。

 

昨日の朝、咳がでてやばいかなと思った。

 

昨日の服装は一日中セーターをきていた。

 

だって17度とか寒くて、疲れがでてきた感じだ。

 

 

王様が飲む水飴を飲む

 

YUKAさんが王様が飲む薬草100種類が入った水飴みたいなのをくれた。

 

なめたら元気になった。

 

 

おお!!!!!!!

 

こここれはヤバクないか!

効く!!

 

ロビーに降りていくと、今朝はヘシ(昨日お友達になったスリランカの文化担当官)が国民の祝日だからととてもドレスアップしていて

 

「一緒に写真撮ろう~」

 

と誘ってくれたばかりか、とても素敵な人形のお土産をくれた。

今も我が家に飾ってある。

 

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ヘシ、きれい~♡

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ヘシからの贈り物

 

 

はてさて今日ものんびりと11時ブース着。

 

 

 

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太鼓チーム、橋本さん、私が月曜日に帰国するので、集合写真を撮ろうということになった。

 

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前半戦メンバー!

 

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前半戦メンバー 左から 鼓遊チームの親方 濱渦先生 山田先生 大塚さん もえちゃん 前野先生 YUKAさん 橋本さん 私 遠藤奥様 遠藤さん もえちゃんママ

 

 

後半から合流する人達もいるのだが、ここまでベースを作ったのは私達なので、パイオニア(開拓者)はこのメンバーという気持ちで集合写真を撮ったのだ。

開拓者。。。

 

カタン。。。(わかる人にはわかる・w)

 

今日は昨日と違って暖かく、そのせいか人ももっと増えていたような。

 

 

メディアは相変わらずに来ていて、日本ブースのアーティストについて、私が全部受け答えする。

 

私の英語力は会話程度なのに、こう続けてインタビューに答えていたら、かなり英語が鍛えられているのは間違いないと思う。

 

テレビの取材が来た時、みな昼食にでていたのでブース留守番の私と濱渦先生しかいなかった。

 

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テレビのインタビュアー

 

なので、TVキャスターとカメラマンの名前を短冊に無料で書いてあげよう(本当は300ルピー、日本円で600円。先生にこんな商売させるなんて。先生理解してくださってありがたかったです)と先生に告げた。

 

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カメラマンの名前も書いてあげています!

 

 

案の定めっちゃ喜んでいたので、この映像はON AIRされるはず。(ww)

 

 

タイの踊りチームの子たちが濱渦先生のところに集まってきてきゃあきゃあやっているので話をする。

 

英語がとても流暢なので

 

「どうしてそんなに英語がうまいん?」

 

ときくと、彼らは中学生高校生で、親に言われて「英語留学」をインドでしているのだ。

インドに英語留学????!!

かなり驚いた。

 

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まん中の子、13歳!

 

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タイ留学生たちが舞台と販売を担う

 

彼女たちが濱渦先生がとても気に入ったようで暇があると集まってきていた。

 

 

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いい子たち!  山田先生撮影

 

 

 

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25歳。哲学と俳句が好き。「実存主義」と漢字で書いてと先生にリクエス

 

 

 

 

私は今日で6日インドにいたことになるが、インドではなく異次元空間の中で生活していて、なんか面白い。

 

だってインドで知り合いになるのがキルギスタンアフガニスタンの人達など、日本でや普通の海外旅行で行くことさえ大変な、そして知りあえない国の人達ばかりだ。

 

 

今日もまん前の売り場のアフガニスタンの青年達と知り合いになり、というか、私が前野先生の荷物を抱えて[ひいひい言いながら撤収していたのを見て

 

「ここに置いても安全だよ。

大変じゃない?」

 

と気遣ってくれて声をかけてくれたのだ。

 

「いや、これめっちゃ高額だからホテルにもっていきたい、ひいひい」

 

と返事すると

 

「僕らの絨毯だってめっちゃ高額だけどな。大丈夫だって。大変だよ」

 

と説得されたものだった。

 

親子三人で息子さんたち30歳と24歳、イケメン!

 

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今年アフガニスタン政権交代があったばかり。彼らはどうしてるのかな?

 

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彼らのブース

 

 

 

 

いつもいつも招待国専用にチャイやコーヒー、水を配って巡回してくれている人たちの写真を撮る。

 

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毎朝3リットルの水をもってきてくれています

 

 

今日もたくさんの方々が来店する。

 

山田先生日本で日本の演歌を歌っているインド人の人もきた。

 

インドのプロゴルファーの人が

 

「土日に日本人の友達たくさん連れてくるよ」

 

と言ってくれたり、みんな日本が好きで、

 

「よくきてくれた」

 

と感謝さえされる。

 

こっちが感謝です。

 

以下のご夫妻には特に感謝。

 

会場見学に出かけた濱渦先生と大凧の遠藤さん奥様が迷子になってしまったのだ。

一時間迷ったあげく(迷うの無理ないです、本当に広大で迷路のよう)このご夫妻がわざわざJAPANまで連れ来てくださったのだ。

 

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うちの看板元娘たちを連れてきてくださってありがとうございます

 

私は、JAPANブースの左前にあるチュニジアのブース、いつも人だかりで鞄が飛ぶように売れているので気になって、人がいなくなったときにのぞきに行った。

 

 

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チュニジアブース

 

このイケメンのお兄さん一見無愛想。

 

羊の皮の女性用バッグを日本円にして2500円で販売していた。

 

デザインがたくさんあり、これは売れるなあ、と思って私も土産に買うことにした。

 

私「黒い色一色だけのものがほしいんですけど」

 

チュニジアイケメン(以下・チュニイケ)「品切れだよ。あさってもいるだろう?あさっての午後に入るよ」

 

私「あさって、って、チュニジアから送ってくるの?!」

 

チュニイケ「そうだよ、大箱で会期中定期的に来る」

 

私「そうなんだ! ホテルに届いてそれをもってくる?」

 

チュニイケ「いや、大使館に届いて大使館で預かってくれるんだよ」

 

私「それはいいな! なるほど~みんな国でちゃんと支援してもらってるからそういう      ことなんだな。

ホテルってどこ泊まってるの?」

 

チュニイケ「俺らは(彼らは二人の販売員で、たいていは一人体制だ)いつも、この敷地内のコテージに泊まるんだ。

毎年そうだよ」

 

なるほど~。

話している間も少しぶっきらぼうだったけれど、かばんを翌々日にくれた時に、他の人には絶対におまけしないのを見てきたのだけれども、さりげなく500円おまけしてくれた。

「2000円でいいよ」

いよ、男気。

 

で、このお兄さん、他のブースの女子たちからナンパされていた。

 

お兄さん、「店番一人だからあけられないね。夜?どうかな。やらなきゃならないことあるし、わかんない」

 

もてるんだ。。。

 

日々メラの成り立ちが理解できてきた。

近隣国は陸路だから物流も陸路で大量に運べるのだろう。

 

日本人は自腹で交通費払ってきているって信じられないんだろうな。

 

在インド日本大使館が、国として招待国に名乗りをあげられないのも、費用がかかりすぎるから無理なのかな、と思った。

 

 

 

今日は夜奇跡的に部屋からWi-Fiがつながったので夜は仕事ができてほっとした。

 

そうそうメラ会場でもWi-Fiがつながる。

 

メディアセンターという建物があり、そこは強力なWi-Fiが通っている。

 

そこの建物のそばに行けばWi-Fiが使える。

 

 

遠藤さん日記 太鼓人気!

 

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今日は大塚さんブース前パフォーマンスがんばりました。

 

とにかく「みなさん、どんどんきてください~! でもあぶないから近くにこないで~」と、来い、来るな、と叫ぶ役回りでした。w

 

 

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山田先生撮影

 

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山田先生撮影

 

 

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キルギスの15歳の子たちが、「自分の5歳の娘と似ている」とパパ面になっている大塚さん 山田先生撮影

 

 

    続く