氷の洞窟ツアー 現地集合タイプに参加。
フォソテル グレイシャー ラグーン
ファーグホールスミリにあるこのホテル。
朝6時に起床してホテルで一番最初の客でブッフェスタイル朝食。
ヤギの生ハムなど色々ある。
このホテルは氷河湖から25キロ手前の、最寄りのホテルになる。
周囲に何もない。
だいたいの観光客は170キロ離れているVIK ビークという町に宿泊する。
町だからレストランやスーパーがあるからなのかもしれないが氷河湖まで二時間かかる。
はてさて午前9:20に出発。
氷河が浮かぶ大きな湖ヨークルスアゥルロゥンを目指して東へ向かう。
まだ暗い。
車で25分だがヨーロッパ最大級の氷河湖へ向かう道中、巨大な氷河のクレバスが眼前に4Kの勢いで広がり、目を奪われっぱなし。
なに~~~♡
信じられない光景の連続で歓声の嵐。
気温5度と寒くないのに 凍ってもいない道路を普通に走っているだけでこんな光景の中にいられるなんて。
鳥肌。
氷河ツアーがでる集合場所に行くと、たくさんの車と人。
横を流れる川に目が釘付け。
大きな氷の塊がどんぶらこどんぶらこと流れてくる。
美しい、キラッキラッの氷の塊が。
これよ!!
これ!
ずーっと眺めていたかったけれど
10時の予約だったので、集合場所を探す。
カフェが集合場所、と聞いていたが、カフェはただのカフェだった。
総合案内所はカフェの外の小さな小屋だった。
自分のバウチャーを見せると
「あの向こうの青いバスよ」
と受付の女性が教えてくれる。
バスがいっぱい停車している。
各国の団体旅行のバスもあれば、現地のツアーバスも。
遠くの青いバスに行き、バス前で立っている男性にバウチャーを見せる。
自分のiPadで予約管理表を見せて
「この名前がそうか?日本語読めないから」と。
私と末娘の名前が漢字で書かれていた。
「そうそう」
第2便の車だからコーヒーでも飲んで待っててと青いバスの中に案内される。
バスの中は改造されていて、スタンドカフェのようになっている。
氷の洞窟ツアーにはトラクターもどきの特別車で行かなくてはならない。
それには7人しか乗れないので、順番に10分おきとか発車させるので、それまでここで待機する。
バスの中は暖かく、コーヒーなども用意されていたが、トイレを考えると飲まない方が賢明だ。
待つこと5分。
「あの白いのに乗って」
と手で示され行く。
車に乗り込むと座席にヘルメットがおいてある。
今からこの車で国立公園に行くのだ。
私たちのほかに6人の乗客がいた。
中国人の20代の一人旅女性。
30代のヨーロッパ人男性。
いちゃいちゃしまくりの20代のイタリアンカップル。
たぶん親子だろう日本人男性二人ずれ。
30代の息子さんとお父さんか。
国立公園はツアーを許可された車両しか入れない。
一般車道を走ること5分、そこから国立公園に入るのだが、30分ほど行くと車が停車する。
チェーンを着装するからしばし待たなくてはいけない。
これから氷を上っていくのに必要だからだ。
それから30分、氷河を車で登るというのはこんなにもがたがたがたがた揺れるもんなんだ。
話していると舌噛みそう。
っていうか、酔うわ。
やっと停車。
停車して、みんなライトのついたヘルメットを装着する。
ヨーロッパ最大の氷河ヴァトナヨークトル氷河 。
生まれて初めてのアイゼン装着。
運転手兼ガイドのおいちゃん(すみません、私より25歳は若いな・w)が教えてくれる。
二人で装着完了したのだけれども、歩いていると外れる。
うううんん?
脱げてまうで。
するとおいちゃんが
「なんで脱げるかっていうとだな~」
と私たちのところに来て
「それは前と後ろが逆だからだ」
と、なんと丁寧に直してくれた。
ありがとう!!!
https://www.facebook.com/1388400562/videos/pcb.10221411515102502/10221411492061926
いよいよ氷の洞窟に入る。
洞窟はたくさんあり、ツアーガイドが
「今日はここの洞窟にするぞ」
と事前準備するそうで、当日気温が高ければ溶けて危険なので入れないこともあるとか。
だいたい二カ所ぐらい入るようだが、私たちは三カ所も回ってしまって運がいい。
さあ、最初の洞窟に行くよ!