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元ロック雑誌のライターでアートプロダクション経営者のどんぶら旅日記

世界で一番開催規模が大きいと言われている工芸のEXPO、インド スーラジクンドメラ。日本から史上初めて招待されて私たちが行きましてん!㉓

メラ7日目

2月7日(日曜日)

 

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VIPはこれで会場にお目見え 会場を回るには最適サイズ

 

今日は昨日よりももっと人がくるときいていたのだが、人が来る、という言葉が

 

「人が次から次へと湧いてくる」

 

 

のほうがあっているような一日だった。

 

だって、見て!

 

 

 

 

 

これ!

 

 

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これ!

 

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人人人人 前野先生~~~~!!どこ~~~?!

 

 

 

 

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新聞で記事を見たお客様たちが前野ブースになだれ込む

 

 

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濱渦先生、どこ~~~~~~??!!

 

ほんとうにあまりの群衆さ加減に茫然とするほどに。

 

特にゲート付近では食事に出ようと思っても身動きとれないほどだ。

 

一度、トイレに行こうと思って、徒歩10分程度なのに、まるで鯉の滝登りのようにもがいてもがいて30分かかっても人波をさばききれず、片道40分かかった。

 

これは大変と、以降水分を我慢することにした。

 

チャイ以外は。。。w

 

日本がらみのお客様も多い。

 

在インド日本大使館の方とか、日本人学校の方々、日本からの駐在員の方々、HISニューデリー支店の方々、とか。

 

日本語が通じると「ほ」とする。

作家さんと勝手におしゃべりいただけるからだ。

 

 

 

 

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女性兵士も登場

女性兵士がかたこと英語が話せる。

 

 

二人の兵士が私に詰め寄る。

 

言う。

 

こんな高額なの人に見せていたら危ない。

 

ちゃんと守れよ。(なぜか叱られている私)

 

仕方ないな、俺らが守ってやるよ。

 

 

 

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結果、彼らは誰もいれないことにした。「やめて~、見せてあげて~~」泣

 

 

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弾を詰める兵士を眺めつつ、これってめっちゃ非現実的とボーとする

 

 

 

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兵士と記念撮影。非現実的な絵柄だわ

 

 

 

日本ブースは今日もレイアウトを変えてみた。

 

日本人の方や外国人のゲストも多い一日だった。

 

 

このエリア、スーラジクンドはデリー市からもどこの町からも大変遠く、このメラのためにこんなにもの人たちがくるのか、とびっくり。

 

 

入場料は120ルピー。

 

日本円にすれば240円だが、インドの価値観からすれば2400円相当だという。

 

サラリーマンの月給が2万円なのだからそうなのかも。

 

2400円の入場料を払って買い物に来る客に貧乏人はおらず、この大量なる人の塊は皆「裕福」なインディアンということだ。

 

裕福というと語弊があるか、「貧乏ではない」が正しいか。

 

山田先生は朝10時半から閉店(私達が勝手に閉店している)まで、ず~~~~っと写真を一緒にとられ続け遂に昼食なしの1日となった。

 

私もとてもとてもとても昼食などとる時間がなく、チャイ当番さんがくるのを待ちわびた程だ。

 

兵士、大塚さんに「俺の分のチャイももらえ」と頼んでちゃっかり前野ブースで座って茶してる。笑

 

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招待国のメンバーしかチャイはもらえない。ちゃっかり茶してる。笑

 

あ、朝金曜日から同じホテルのカザフスタンのリーダーのおばちゃまから大量にカザフスタンノチョコレートを頂いたので、みんなで分けてそれを食べた。

 

遭難者のように、食べ物をチョコレートでつなぐ。笑

 

なんだろう、カザフスタンの方たちとキルギスタンの方たちはよく似ていて、旧ロシアな人々はやはり似ている。

 

チョコレートと水とチャイ。

 

本当はフードコートでなんか買ってきたらいいのだけれども、やはりここは用心に越したことはない、と我慢していた。

 

 

インド人なのにケバブ屋台を出しているボス登場

 

 

すると、同じホテルに宿泊している、毎年の常連、トルコ料理の出店を出している「ボス」からケバブの差し入れがあって、ばくばく食べてしまった。

 

ボスは同じホテルに泊まっているボスというのは、メラに10数年毎年ブース出展していて(招待以外は有料)、ありとあらゆる商売をここでして稼ぎまくっている親方だ。

 

この親方が日本チームを気に入ってくれて、ホテルのレストランであれこれアドバイスくれる。

 

「そんな偉い先生連れてきたの?

阿呆やなあ。

色紙に筆で書を書く?

そこらへんの石ころに漢字でも書いてうりゃいいんだ」

 

なんか、説得力あるねん、ほんま。

 

 

明日のプライベートのタジマ・ハール日帰りツアーも彼が知人の旅行会社に車を安く手配させてくれた。

 

「安く言っといたから。

俺のゲストだから、と」

 

と。

 

まああとで偉い目あったけど。笑

 

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今日もテレビが入る



 

正午から午後4時までがそれは大変だった。

 

蟻壺に落とされた角砂糖になった気分だった。w

 

午後4時すぎからようやくまともになる。

 

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大凧はインパクト大

 

 

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遠藤さん、お疲れが出て体調を崩されたようだ。

 



 

私でさえ

「一緒に写真を撮ってくれ」

がひっきりなしで、最初は笑顔で答えていたが、2時にはすっかりゾンビで愛きょうのかけらもなく目が死んでいた。(w)

 

7時、すっかり暗くなって撤収。

 

ぼろぼろ。。。

 

 

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夜のゲート

 

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夜のゲート

 

夜8時半食堂にいくとキルギスタンの息子たちがいたので、「こっちにおいで」と誘うと3人組がきた。

 

みんな山田先生が大好きで

「おとーさん」「センセイ」と呼んでいる。(ww)

 

そこへ大塚さんが

「味噌汁パーティーをしよう」

と山田先生がもってきたインスタント味噌汁をキルギスタンの女の子たちにふるまうこととなった。

 

 

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キルギスガールズ

おいおい、誰の味噌汁で可愛い女の子もてなしてんだ、ということで(何が?)

キルギスタンのボーイズも東大阪のおばちゃんを含めた先生3人にもふるまうことにした。

 

 

 

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キルギスタンの少年少女 可愛い~♡

 

これが大好評だった。

私は先生3人の席に参加。

 

 

 

おばちゃん先生たちは英語がわからないので、通訳に17歳のバヤナに「こっちにきて」ときてもらい、レストランは日本とキルギスタンが入り乱れて占拠された。(w)

 

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先生、もしかしたら偉い人なのかも その1

 

 

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先生 もしかしたら偉い人なのかも その2

先生たちの話。

 

このチームは国家が抱えている子どもたちの養成所みたいなところで、見たところ7歳ぐらいの子も参加していたが、全部で生徒が1000人いるそうだ。



 

先生が100人いて、そのTOPの先生がたがきているそうだ。(一人半端なくこわもての入れ墨おっさんがいて、マッチョマンなこの人だけは怖くて気軽に声変えられない(w)

 

東大阪のおばさんは民族衣装のデザイナーでこの時にFACE BOOKで友達先生したので私の友人リストに入っているはずだ。

 

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本当に笑顔満面のウェルカムさ加減

 

偉大なるFACE BOOK。。。。書きこみの翻訳もしてくれるし。。。ん?キルギスタン語の翻訳あるのか???

 

私は明日帰るからとみんなとハグして部屋へ。

 

 

午後10時半爆睡。

 

 

今日の遠藤さんの動画。

 

Facebook

 

私が帰国したあと、ホテルに記念に展示していく山田先生。

 

 

「撮影小道具じゃない、アーティスト山田廣之信」

 

参上!笑


 

 

こちらも遠藤さん撮影

 

前野先生

 

Facebook

 

がんばります、みんな!

 

          最終日へ    続く