On stage JAPAN
要人やプレスが集まっているステージ付近で待つこと1時間。
その間、プロのカメラマンからアマチュアカメラマンから、ステージ出演者から、メラ関係者から、飲み物係のスタッフから誰も彼もに写真を撮られた。
一人、日本に一年いたことがある、というカメラマンの40歳ぐらいの男性が
「日本チームのおっかけ」
と化して(笑)、
いやいや、いくら何でも撮り過ぎちゃいまんのん、というぐらい撮ったあげく
「はい、ここでこういうポーズして」
とか最後は指示してきたり。
でもこの時はとても写真なんか撮っていることが難しかったので、この日の夜に彼がメールで送ってきてくれた写真がありがたかったりした。
JAPANチームの紹介はどうする?とステージ進行ディレクターから話がきた。
YUKAさんはメンバーなどあまりわからなかったので、とりあえず大阪組だけは私がきっちり
「絹彩画 前野節」まえのせつ
「書家 濱渦雪香」はまうずせっこう
「華道 山田廣之信」やまだひろのしん
とメモしてもらって紹介してもらうことにした。
ステージは最初に和太鼓チームのパフォーマンスから始まり、そのあと日本のメンバー紹介というものだった。
和太鼓チームは4人の参加で一週間滞在だ。
その中の一人は中三の女の子で母親同伴だ。
この子、もえちゃんがとてもかわいらしい子で、JAPANチームの花としてマスコミ大注目だった。
ハリアナ州の可愛い女子校生たち
メラの主宰者のスピーチ、ハリアナ州知事の挨拶についで、ステージはハリアナ州の高校生の女の子たちの可愛い踊りと歌、ハリアナの伝統踊りから皮切られた。
この子たちがそれはそれは可愛かった。
また、なぜか、この高校生たちが濱渦先生のおっかけになるほど、濱渦先生から離れなかった。
御年70歳の濱渦先生を
「可愛い、可愛い」
とまとわりつくのだ。(笑)
ハリアナ州の舞台が終了後、すぐに日本の和太鼓チームのパフォーマンスだ。
与えられた時間は5分。
和太鼓チームの親方(とっても良い方!!)が5分ステージならば、5分編成ときっちり組む。
イベントをたくさんこなしているからできる技!
和太鼓の演奏が始まると満場の客席から大喝采だった。
テレビのニュース画像は、ハリヤナの地元少女たちの歌と踊りに次いでこの子の映像が全インドに流れたのだ。
そして今回ゲスト国として日本だけが紹介され、和太鼓の演奏のあと、私も作家とともはステージにあがる。(私関係ないけど、なんか上がりました・w)
MCはインドでも大変有名な司会者で声がいいばかりではなく、頭もよく、見た目もいい40歳ぐらいの男性だ。
YUKAさんが「日本で言う徳光さんかな」と私たちに説明してくれたが、インドの人口は日本の十倍、徳光さんより10倍知名度がある、と正しく解釈。(笑)
紹介される直前に、彼とも打ち合わせをした。
JAPAN
紹介される前に、和太鼓ステージの時に倒していた大凧をふわっとあげた。
これにまた観客は拍手喝采。
これは大凧マイスターの遠藤さんと相談して私が演出させていただきました。
最初からステージの背景ではなく、ここに大凧作家ありき、を演出したかったからだ。
作家さんを順に紹介していただいたのだが、山田先生を司会者が紹介し忘れた。
ああみえてもシャイな山田先生は名前が呼ばれなかったのでステージの後ろで固まっていた。
え??
私が慌てて、後ろの壁に立っていた山田先生を連れて来て
「日本の花作家を忘れているで!」と叫びながら
とステージまん中まで連れてくる。
そして全員の紹介がすんだあと、ステージを出る時、私は大声で
「ありがとう!またね!」
と叫んだのだが、私は紹介されておらず(私の意向で。作家ではないから)客席は
「なんじゃあれ?」
と思ったに違いない。(wwww)
こうしてJAPANステージは喝采の中無事終了したのであった。
続く