2月2日火曜日 午後
招待国専用レストラン
お昼は招待国専用レストランでとることにした。
会場の最寄りゲートからいったん外にでたところにある。
日本ブースから徒歩10分ぐらいか。
バイキング方式なのだが、中華風などアレンジしてあって、これもめちゃ美味しい。
世界各国の料理が、どの国の人にも口にあうように並べられている。
デザートも多種だ。
本当にインドでは用意されたレストラン、ホテルでの食事がどれも美味しく安全である意味インドではないくらい。(ww
ブースに座っているとインドの他にも近隣の国のジャーナリストやメディアに質問される。
英語がしゃべれない地元メディアにはYUKAさんが対応して、その他は英語が喋れる私、刃の大塚さん、イラストレーターのハッシー(私は彼の名前を、大橋とか、本橋、とか橋以外、どうしても覚えられないのでハッシーと呼ぶことにした。
↑ 今頃ですが、失礼やねえ。。すみません(;゚ロ゚)
彼らはみな40代で、山田さんと同世代で盛り上がるのだが
「赤影」
を知っているか否か、で線引きがあるようだ。(w
私は歌も歌える。自慢。
そうそう毎日朝に水が配布される話は書いた。
そして午後3時になると甘いチャイを招待国専用レストランから、招待国の人々にお届けしてくれるチャイメンが登場する。
とにもかくにも作品よりも人との記念撮影に追われる追われる。
まだこの時は笑顔で「いえ~~い」と元気ありました。
ちなみに、物販の5%をメラに支払う。
夕方になると
「今日の売り上げいくら?」
と聞きにくる。
びっくりするほど売れていない。笑
だって、前野先生作品、原画200万円とか、濱渦先生の一番安いもので1万円の色紙だ。
ポストカードとか、せいぜい50円だとしてもインド価格では圧倒的に高い。
だから商品は買わずに記念写真ばかりだ。笑
だいたい「売れない」のはわかっていた。
山田先生なんて原価割って500円の創作花を販売していて、ちらほら売れたか。
ここに来て初めてイベント内容がわかったので、これは「作家さん」を連れてくるのではなく、なんか正直、「おみくじ」とか適当に作ってノリで販売していればいいのかと悟った。
では作家さんをつれてきて場違いだったかというとそうではない。
史上初のJAPAN、フォースカントリーとしての待遇を受けていたわけで、そこにこのクオリティーのものを披露できて、招待した側にも大変喜んでいただけたし、インド中のVIPの方が目を見張るものを提供できたことに
濱渦先生、前野先生、山田先生
に感謝だった。
最初だからこそ。
2回目はおみくじ作るぞ、と思ったし。笑
夕方6時に太鼓パフォーマンスがあるので5時に私たちの店(店でいいか)を撤収してみんなで応援にいく。
6時だ、というのに、7時半まで待たされた。。。
なんでも警察のTOPの奥さんの到着を待って演奏してほしい、ということで、(警視総監夫人のもっと広域的な感じか)到着を待っていたのだった、全員で。w
VIPが来られたらろうそくにともしびをともして
「日本のチームに感謝」の祈りがささげられてからステージ登場だという。
日本チームに感謝の祈りが捧げられる
日本は今回「フォーカスカントリー」(注目すべき国)として扱われているということだった。
中国と日本がフォーカスカントリーだったが、中国から連絡がこなくて日本のみとなり日本だけが注目を浴びることになったのだ。
太鼓の二人を応援しよう、と和装のものはみんなステージにあがって、背景になろうよ!と提案。
山田、前野、の三人が、新潟の有名な凧職人遠藤さんご夫妻をフォローしようと「凧」係になり、遠藤夫妻を前に座らせ、私たちは持ち太鼓、もとい、凧もちとなる。
そして太鼓始まりの掛け声
「それではいっぱついきまっせ」
を私たち全員で叫ぶ。
鼓遊の、二人だけの演技だが、夜のライトに大凧背景が大変映えて大喝さいだ。
ドラマーの二人もさることながら、この大凧の存在は今回のジャパンチームには大変貴重なものだ。
ジャパンチーム担当の事務官が、このステージの出来に満足し、めちゃくちゃ褒めてくれた。
VIPが喜んでくれたようで、担当者も顔が立ったようで、帰りに特別計らいをしてくれた。
ステージが遅かったので、8時閉幕にメラの最終時間まで居残りになった。
帰りの特別計らいはマリオカート!!w
私たち全員を、帰りはVIP専用のカート(ロールスロイスとかいてあるゴルフカートの豪華版)でホテルまで送ってくれるというご褒美。
これが面白くて私たち全員おおはしゃぎ。
楽しかった!
最初で最後にVIPカートでありました。ww
はてさて、会期は15日間だが、私は2月8日に帰国の予定をしており、後半一週間は不在だ。
幸いYUKAさんがいるので通訳にも不自由しないし、アクシデントも頭3日いれば大丈夫という算段があったからだ。
作家でもない私が15日間はまたとても手持ち無沙汰だし、仕事もあまりに長期は休めない。
今回のインドは作家さんのお世話という仕事であるけれども、経営的には仕事ではなくボランティア、いや
趣味
である。
作家さんを未知のイベントに紹介して勝手に行って、では責任感にかけるし、なによりも
なんか面白そうだったから。
だ。
事実、始まる前からアクシデント大量だったし、始まってからも通訳者が一人ではやはり不自由極まりないのが実際だった。
私は結構、頭3日だけいってあとは観光しよう~~とか甘く考えていたのだが、おっとどっこい、そうは問屋が卸さないだった。
観光。
私たちは州政府の招待者だから、身の安全を保証するために勝手にどこかにいってはだめなんだそうで。
要するに、今回の招待中は勝手にどこにも行ってはだめだということだ。
イベント最中の事故には責任を持つが、遊びに行って何かあったら責任の所在が~、というもっともな話だ。
というわけで(なんのというわけか?w)この日も楽しくどっぷり疲れておしまい。
続く