歩きすぎの湿布(´;ω;`)ウゥゥ
昨日の夜から足が痛い。
流石に使いすぎは自覚。
寝れば治るかと思ったら、おっとどっこい、朝起きても痛みは半分残ってる。
保険入っているから、通訳もタクシー、病院手配も全部してくれるから病院いこうかなあ~とかぶつぶつ。
末娘が足を触って一言。
「病院行っても湿布はること以外何も治療ないで」
要するに、病院行っても「無駄だ」と。
まあね、歩きすぎなだけだから。
病院とか手配すると半日潰れてしまうからやめておこう。
(過去に二回病院手配してもらったことがあるからわかる)
昨日も晩御飯スキップしたので朝から空腹。
がっつり食べる。
朝食を食べ、9時ちょうどにホテル横にある薬局で湿布を購入。
ホテル横の薬局。
ちょうど9時開店。
湿布が英語でもポルトガル語でわからない。
末娘がポルトガル語の辞書で「湿布」を調べている間、足を押さえて痛い痛いという仕草を伝えていたが、結局末娘が単語を伝えるまで理解していただけなかった。笑
11ユーロかあ。
部屋で湿布を貼ってから、リスボン市内観光にでかける。
大丈夫か、足!と思う、これ見たら。
湿布にネットもついていて、これは良かった。
痛々しいが、湿布したらだいぶん楽に。
今日もいくで~
湿布貼りながら~
まずはリスボン観光必携のリスボアカードを購入
まずはホテルから歩いて3分のインフォメーションセンターにいく。
インフォメーションセンターは中心地区に数か所ある。
ここは色々なお土産も売っていて、人気商品のオイル缶詰、可愛いのがここにもいっぱいあった。
お目当ては、「リスボアカード」というリスボン観光にとても便利なカードを買うことだ。
リスボアカードがあれば、リスボンの全部の路面電車、ケーブルカー、サンタ・ジュスタのエレベーター、地下鉄、バスが無料。
CPカスカイス線とシントラ線も乗り放題になる。
加え、世界遺産のジェロニモス修道院とベレンの塔、バターリャとアルコバサの修道院を含む27のモニュメントや美術館の入場料も無料。
40ヶ所の場所やお店で10%〜50%の割引。
買わずにおれるか?w
発行してから24時間有効のを二枚買う。
24時間カードは一枚17.5ユーロだ。
絶対お得です、というか、お得にするために使い倒す覚悟で。笑
他にも48時間有効、72時間有効がある。
路面電車に乗ろう!この旅初めての混雑にもまれる
路面電車の駅は徒歩5分のところ。
右手はバス停。
その反対側に路面電車の停留所がある。
そこで待つが、ロシオ駅付近ということで、いろいろな路線が重なっている停留所で、恐ろしい程の人が。
しかも訳わからない群がり方。
なんか「待っている」のではなく溢れてなにがなんだかわからない状態。
複数のバスが停まる停留所なのだが、観光客があふれて誰がどのバスを待っているか全くわからない状態。
市電を待っているところ。
テュクテュクもありかなと考え始める待つこと15分。
ジェロニモス修道院とべレンの塔へは、市電15番(路面電車)に乗る。
で、歴史観たっぷりのベレン地区はリスボン中心部から西へ6kmほどの地区で、市電で30分。
いやあ、これどうなってんの?と思い、ぐちゃぐちゃに並んでいる最後尾の人に
「おたく何番電車待ってる?」
「おたく何番電車待ってる?」
と尋ねる。
すると
乗る予定の市電が来たが、型が旧式の車両で、全然並んでいる人々を消化できない。
あっという間に出てしまった。
うーむ、これはどうしたものか。
テュクテュクで行こうか、と思っていたら、順番整理員の人が登場し、人々の「仕分け」を始めた。
市電番号順に並ばせているようだ。
やっとの登場だが、これが頼りない。w
人波にのまれているやん!!
整理員の人に大声で「へい!! ヒフティーーーーーーーン!! 15番!! 15番!」と遠くから大声で叫んだら、即座に気づいてもらえ
「こっちこい。ここで並べ」
と言われて手招きされた場所に行く。
すると、私たちのあとから人がぞろぞろ列をなす。
みんな15番並びの人たちだけれども、私が番号を大声で連呼したおかげで、みんな「あ、15番こっちか!」「前にならえ!」状態でついてきたのだ。(笑)
次に来た15番市電は、新しい型で3車両連結。
おかげで全員乗ることができた。
良かった。
手にもっているのがリスボアカード。
市電に揺られて30分、最初の目的地・世界遺産ジェロニモス修道院へ。
この付近観光名所が固まっていて
世界遺産ジェロニモス修道院
世界遺産ベレンの塔
国立古美術館・海洋博物館・馬車博物館
大航海時代の偉人たちの像「発見のモニュメント」
が歩きで全部回れるのだ。
あ、エッグタルトの原型が生まれた菓子店もある。
世界遺産ジェロニモス修道院
がたごと(路面電車ってがたごとだった)揺られて到着。
いっぱい人が降りる。
いっぱいといってもこの程度の人だかりで安心。
着いた!
わあ、大きい!
すごい!← 足痛いで足痛いで、自分 泣
15世紀に北アフリカのセウタを攻略し、ポルトガル初の海外進出を果たしたエンリケ航海王子。
この名前はポルトガル観光でのキーパーソン的に必ず現れる。
その死後約40年。
インド航路を発見し、香料貿易によりポルトガルに巨万の富をもたらしたヴァスコ・ダ・ガマ。
国王マヌエル1世が彼らの功績を称えるためベレン地区に建立したのがこのジェロニモス修道院と、あとで足を伸ばす、ベレンの塔。
黄金期の贅を尽くした修道院建設はなんと100年かかって完成した。
航海者たちの偉業をたたえ、また航海の安全を祈願して建てられた修道院なのだ。
南門。
スペイン人建築家ジョアン・デ・カスティーリョによって1518年に造られた修道院。
ジェロニモス修道院は、サンタマリア教会(および回廊)、国立考古学博物館、海洋博物館が一緒の建物の中に分かれてあり、それらがすべて「修道院」でくくられている。
窓(ステンドグラス)の前の聖母マリア像を24人の聖人や聖職者の像が囲んでいる。
驚くなかれ、この南門で1584年に天正少年使節団を出迎えたのだ。
バルセロナ近郊のモンセラットでも彼らに想いを馳せたのだが、ここにも来たのか、と「へへ!!!!」
修道院の回廊部分は有料で、リスボアカードで並ぶことなく入場。
有料の回廊部分
見どころの回廊。
1階も2階も同様の回廊。
マヌエル1世のこの建築は「マヌエル様式」という独自のもの。
マヌエル様式とはその栄光期のふんだんな財力をもとに独自に発展した建築様式。
海洋王国ゆえに、ロープ・珊瑚・天球儀など海洋にまつわるものや、異国の動植物をモチーフにした浮き彫りが特徴で、製作費用、年月に糸目がないのが素人目にもわかる。
マヌエル様式のだいご味が一望できる中庭を囲む回廊。
一辺55m四方の回廊。
それにしてもなんていい天気なんだ!
暑いわ。
ここは食堂。
建設当時は修道士の共同室として使用された。
奥の壁に掛けられた絵は「聖ジェロニモス」を描いたもの。
反対側。
このアズレージョは18世紀のもの。
航海の国ポルトガル。
海での無事を祈り錨に羽が彫られている。
この細かい彫刻も見どころ。
末娘に
「今日は足安静だから二階にはいかない。
ここでひなたぼっこしてるから勝手に二階にいってきてちょ」
という
歩くのはいいのだが、階段で足が痛むことが判明。
今日は極力階段をさけて、末娘が「行ったほうがいい」と言われたらいくことにした。
私はここに座りじっくり建築を眺めて楽しむ。
一階から二階への階段
二階は一階と同じ構造のようだ。
二階から盗撮されているやん。笑
湿布が白い私の足が目印。笑
右から4番目、左から4番目の真ん中。
陽気がとてもよく、日向ぼっこ客いっぱい。
この中庭で座ることが気持ちがいい。
それにしても暖かい。