満足の朝食から市内散策へ
アヴェイロの朝。
7:30一番のブッフェの朝食に部屋を出る。
昔の「リフト」を改造して作ったエレベーターは牛車のように遅いので、階段でさっさと降りる。
3階の部屋だが、地上階というのがあるので、実質日本でいうと4階の部屋だ。
朝食用の場所にいくと見守りをしてる年配の女性がいるだけで、客は、しばらくたっても私たち二人だけだった。
お洒落、とか、可愛いではないがセンスのいい陳列と内容に大満足。
ビジネスホテルっぽいけど、充実の内容でセンスもいい
「やった~ これある!!」
スペインのカルフール・スーパーや出店など、そかしこに置いてあったオレンジゴロゴロ生絞り機を目にし、別に飲みたいわけでもないのに絞る。
おお。
https://www.facebook.com/1388400562/videos/pcb.10219032901518649/10219032824876733
正直オレンジジュースや生ハムはやはりスペインのほうが美味しかった。
でも作り立てのエッグタルトは必ずある!ので「ポルトガルの朝食ならでは」の光景だ。
日本ではそれは値のはるでかいイチゴがぼんとあり「おお!」
果物安くて豊富な国なのね。
朝食会場はこんな感じ。
食べるテーブル側は風情はない。w
でも貸し切りが気持ちいい。
朝食を済ませたあとは牛車のように遅いエレベーターで部屋へ。
荷造りをし、いつでも出られるようにスーツケースを立てておく。
ありがたいことにチェックアウト時間が正午なので、今からだとそれまでにひとしきり小さな街の市内観光を済ませられると考えたからだ。
時刻は午前9時。
アヴェイロ観光に出発!
ホテルを出発、散策に出る
すぐ近くの公園におかしな形をした遊具がある。
ジャングルジムはわかるが、スチールパイプ二本だけの滑り台に納得がいかない。
どうしても納得がいかないので自分で滑ってみました。
結論
「滑り台ありえない。お尻痛かっただけ」
でした。笑
1kmはなれた運河の終点地点目指してぶらぶら歩くことにする。
「ライオンが靴くわえてる?!」
MEM ASSIMってわからない~???
アヴェイロの守護神 聖ジョアナの像
躍動感ある女性像だ。
ジョアナ像の前にある聖堂。
16世紀の創建後も様々な改修がなされた。
あまりに人影も車影もなく、見物ではなく、だんだんただ歩いている感覚になる。
建物を見ても「わ~」がないのは、バルセロナ、シントラで超ド級のすごい建築物をいっぱい見たせいだ。
「観光客おらんわ。というか人おらん。なんか普通の地方の街やなあ」
などとほんと観光地感覚なく歩いていた。
するとなにやらとても素敵な建物が。
突如不思議な、絶対に面白そうな建物発見!
これなにー??
「モダン!なにない?!」
スパ+ホテルだった。
ふと見ると運河の終点地にきていて、さらに、
「あ!」
歴史的な趣のある巨大な建物を発見!
わ~なんやろ~!
朝から歩いて初めてのわくわく。
どうみても「歴史博物館」的な。
末娘に調べてもらったけれど、
「調べてもでてこないこの建物。。。」
とこれまた魔訶不思議。
一般の会社にしては雰囲気があまりにアナログかつ巨大だ。
かなーーーり大きい。
まずは入り口を探すことにした。
「ここ入りたい~ 聞いてくる~」
あ、タイルで文字が書いてある。
「1896年からタイル工場」って。
「タイル工場?」
これで調べる。
娘が
「アヴェイロの有名な建築物、とはあるけど見学できるか書いてないで」と。
建物に沿って歩いていたら中央の扉から数人が外に出てきた。
「あ!入り口あった!」
と行くと
「9:30-17:00」とありポルトガル語でなにやら記載。
時刻は9:45
「開いているやん!中で見学できるか聞いたらええやん」
と入ろうとすると娘が
「ちょっと待って!」
と入ろうとする私を制止する。
だって。
((ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャヒャヒャ
出入りしている人たちが軽装すぎてどうも観光客に見えないわけだ。
タイル工場の昔の現場見たかったがもう残ってないようだ。
残念。
その建物の前から運河が始まっていてモリセイロ(ゴンドラ)の支度をしていた。
さきほどのスパホテル。
5つ☆。ほお。
ゴンドラ2台あるだけで風情がめっちゃ変わる。
ゴンドラ乗船ポイントの一番端っこ
看板に「次は10時」とあり ちょうど10時だったので受付に行き、お姉さんとちょっと相談。
乗ったとこらから一周周って全コース40分だけど
「ここまで戻らないで途中のセンターで降ろしてほしい」
と交渉したのだ。
「オッケー」問題ないということで何やら電話連絡。
「こっちで二人拾って。センター降ろして」
と電話話をしているお姉さん。
↑ モリセイロルートマップ。
私たちはこの地図の一番右端の突き当りにいる。
「あと10分したら来るから待ってて」
オフシーズンなので動いているゴンドラを呼んで乗り合わせさせるようだ。
船もあり、船乗りも二人いるのにはそれではない。
これは違う会社のものでオフシーズンで運行していないのか、時間が違うのか。
付近をぶらぶらしつつ待つ。
そこかしこにあるオブジェ、新しい分、発想も新しくて楽しい
2013年に行われたフェスティバルの記念碑のようだ。
駅前にもあった! 足!
待つこと15分。
来た来た、橋の奥から見えるあのモリセイロが私たちを拾ってくれるゴンドラだ。
さあ、モリセイロに乗るよ!!