ポルト最後の夜
ポルト中心部のメトロの駅トリンダーデ駅についた。
ここからポルト空港まで乗り換えなしで行ける。
ちょうどいい、明日の空港までの切符買っておこう、となった。
早速トリンダーデ駅販売窓口に行く。
駅の窓口で明日の空港行のチケットを購入。
「30分に1本だから念のため1本早めに乗ったらいいわよ」
と駅員女性。
はーい。
あっさり。
ここからホテルまで本当に徒歩4分でいけるのか計ろう!と時間をセット。
明日の電車の時間から逆算してホテルを何時にでるか計るためだ。
スーツケースもってるし、と、ゆっくり歩いて徒歩6分ホテルに到着。
10分前に出れば十分だな。
ホテルに入りフロント女性に
私「明日シャトルを頼んだんだけどキャンセルお願いします」
フロント「はい、了解です。
なんでキャンセルされるのかお聞きしてもいいですか?」
私「いや、娘がね、地下鉄で行きたいっていうから~」←安いからと言えず、ついこう言い訳する。
フロント「そりゃあ安いですものね~」← あっさり本音。(笑)
わかりやすい話であった。(笑)
部屋で荷物を置き5階ラウンジへ。
ホテルのラウンジで無料の軽食を習慣のように食す。
観光時間帯の午後2時、だれもラウンジにいない。
っていうか、いつもいない。
朝ごはん以外は。
暖かいのでバルコニーにでて家族にライン電話。
日本は午後10時だ。
「明後日帰る? 旅も終わりなんて意外に早かったなあ」
とだんちゃんと息子。
せやな。
我が家用に何かお菓子を、と、スーパーに行く
しばし休憩し、「さあ、最後だから買いたいもの買おう」と出かける。
お土産を買おうとホテルをでて土産物店やスーパー巡り。
近くに「もつ煮込み」でとても有名な店があった。
「あ、ここ美味しそうな有名店や」
とふらふらと入る。
レストラン アバディア ド ポルト
有名店だから通りがかったからついでに予約をしておこう。
時刻は午後3時半。
昼食の終わりの時間だ。
受付の男性がにこにこしてみる。
「すみません、今日、午後6時半に2名予約お願いします~」
ととっとと予約。
思い立ったが吉日精神。笑
ポルトガル最大手のスーパー、ピンゴ・ドーセ
大型チェーンスーパーに行き、ポートワインやチョコレートやお菓子をたくさん買う。
ホテルすぐそばにもあったが、徒歩15分のここは大型で夜9時半まで空いている。
ポルトガルの人が良く飲むというTILIAというネームの入ったハーブティーのティーバッグをたくさん買い込む。
TILIAとは、菩提樹(リンデン)のことで、菩提樹のハーブティーなんて珍しいのでお友達ばらまき用にたくさん購入。
干し冷凍鱈。
これはポルトガルの家庭料理の必需品。
これ、メンタイという韓国の家庭料理の必需品じゃん、と少し驚く。
それにしても蛸とか魚介類がたっくさん。
海の国だ。
たくさん買い物したのでホテルにいったん戻ることにする。
ポルトのショッピング通り、サンタカタリナ通りを歩いていると、有名なナタ(エッグタルト)の店のウインドウがあった。
Fábrica da Nataという店で、非常に人気で並ばないと買えない。
焼き上がるとチャイムがなる。
ナタとコーヒーで2ユーロいかないので、休憩には最高の店だ。
荷物を整理して、1時間休憩。
もつ鍋のアバディアドポルトにて晩御飯
そして、ポルト最後の夜は「もつ鍋じゃあ~!」と先ほどのレストランへ。
もつ鍋って、やっぱ韓国やん、と思いつつ。笑
6時半開店なのに、観光客がすでに複数組入っている。
さすがは人気店 アバディアドポルト
Rua do Ateneu Comercial do Porto 22 24, Porto 4000-380, Portugal
+351 22 200 8757
営業中:18:30 - 22:30
入ったときはこんな感じだった。
あっという間に
こんな感じ
メニュー
英語表記のメニューであれこれ説明、お薦めしてくれる親切な給仕係。
末娘「Tripas a Abadiaトリパス(もつ鍋)が食べたいです」
給仕「ランプレイアはどう?うなぎだよ」
末娘「うなぎはいらないかな」
などととても丁寧に対応してくれる。
どんどん客が案内されてテーブルがうまっていくのだが、その光景を見て思わず
「日本人多っ!!」
「韓国人多っ!!」
というと給仕さん
「日本や韓国の雑誌に載ったみたいで、すごい多いよ、日本人と韓国人」
だそうだ。
薦められた前菜、蛸と玉ねぎのマリネ。
玉ねぎがかなり生で少し食べづらかったかな。
次はスープ。
美味しい!
海鮮にはずれなし!
そして来ました、「もつ鍋+ライス」
ひょ~
ホルモンの「せんまい」がいっぱい入っている!
サラミとかソーセージも。
ビーンズと牛の胃袋の「せんまい」がとろとろに煮込んである、トマト風味。
これをお皿の上でご飯の上にかけて食べる。
薄味が超口に合う。
美味しい美味しいと絶賛完食!
量も二人でこれでちょうどいい。
値段もお手頃で満足して出る。
店の入り口にこのようなマネキン?大型フィギア?がある。
どの客もしているが記念撮影。
触診。「自分脈ないで」と末娘
あ、こんなネオンが夜につくのか。
この店。
ポルトの最後の夜の外歩き
気持ちよく外に出て、そぞろ歩き。
ぶらりと散策する。
だって最後だもん。
夜7時半。
なんか深夜のようなひっそり感。
よく食べ、歩いてホテルに戻る。
ポルトと言えばポートワインでしょ!
時刻は夜10時。
すっかりおなかいっぱい、くたくたでホテルに戻ったが、
「ラウンジでのポートワインサービス」
が夜11時までやっていることを思い出す。
ポルトに来てポートワイン飲まないなんて!とラウンジへ行く。
すると高校生らしき3人が楽しそうに話しているだけで誰もいない。
あれ、ワインくれる人おらん。
戸惑っていると、高校生が一人
「ポートワイン飲みにきたの?」
と聞いてくる。
「ええ? え。うん」
と答えると、その子がグラスを二つだしてボトルを取り出して注いでくれる。
「ちょっとでいい!
ちょっとでいい!」
を連呼し頂戴する。
彼はまた友人たちとおしゃべりに戻った。
どうみても高校生だけどなあ、大学生バイトかな?
それにしてもゆるいわ。笑
ポートワインはポートワイン。
甘い。
量多いし飲み切れずギブアップ。
頑張って半分飲んだ。
ちゃんとポートワインも飲み、最後をきちんと締めくくれて就寝。
明日はバルセロナに戻る。