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元ロック雑誌のライターでアートプロダクション経営者のどんぶら旅日記

2月22日金曜日 ③ ポルト 最後の晩御飯 もつ鍋!


ポルト最後の夜


ポルト中心部のメトロの駅トリンダーデ駅についた。

ここからポルト空港まで乗り換えなしで行ける。

ちょうどいい、明日の空港までの切符買っておこう、となった。

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ドウロ川からのバスの終着点はトリンダーデ駅だった

 

早速トリンダーデ駅販売窓口に行く。

 

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銀行のように番号を取って待つ



駅の窓口で明日の空港行のチケットを購入。
「30分に1本だから念のため1本早めに乗ったらいいわよ」
と駅員女性。
はーい。

あっさり。

 

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明日のための駅からホテルまでの時間を計ることにする。用意、スタート!



ここからホテルまで本当に徒歩4分でいけるのか計ろう!と時間をセット。
明日の電車の時間から逆算してホテルを何時にでるか計るためだ。

スーツケースもってるし、と、ゆっくり歩いて徒歩6分ホテルに到着。
10分前に出れば十分だな。

 

ホテルに入りフロント女性に
私「明日シャトルを頼んだんだけどキャンセルお願いします」
フロント「はい、了解です。
なんでキャンセルされるのかお聞きしてもいいですか?」
私「いや、娘がね、地下鉄で行きたいっていうから~」←安いからと言えず、ついこう言い訳する。
フロント「そりゃあ安いですものね~」← あっさり本音。(笑)
わかりやすい話であった。(笑)

部屋で荷物を置き5階ラウンジへ。

ホテルのラウンジで無料の軽食を習慣のように食す。
観光時間帯の午後2時、だれもラウンジにいない。
っていうか、いつもいない。
朝ごはん以外は。

暖かいのでバルコニーにでて家族にライン電話。

 

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日本は午後10時だ。
「明後日帰る? 旅も終わりなんて意外に早かったなあ」
とだんちゃんと息子。
せやな。


我が家用に何かお菓子を、と、スーパーに行く


しばし休憩し、「さあ、最後だから買いたいもの買おう」と出かける。

お土産を買おうとホテルをでて土産物店やスーパー巡り。 

近くに「もつ煮込み」でとても有名な店があった。


「あ、ここ美味しそうな有名店や」
とふらふらと入る。

レストラン アバディア ド ポルト

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今日の晩御飯はここにしよう


有名店だから通りがかったからついでに予約をしておこう。

時刻は午後3時半。
昼食の終わりの時間だ。
受付の男性がにこにこしてみる。

「すみません、今日、午後6時半に2名予約お願いします~」
ととっとと予約。

思い立ったが吉日精神。笑

 


ポルトガル最大手のスーパー、ピンゴ・ドーセ

 

 

大型チェーンスーパーに行き、ポートワインやチョコレートやお菓子をたくさん買う。

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ピンゴドーセ。あちこちにあるがこの店舗が大きい

ホテルすぐそばにもあったが、徒歩15分のここは大型で夜9時半まで空いている。

 

 






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TILIAというハーブティーをチョイス中




ポルトガルの人が良く飲むというTILIAというネームの入ったハーブティーティーバッグをたくさん買い込む。
TILIAとは、菩提樹(リンデン)のことで、菩提樹ハーブティーなんて珍しいのでお友達ばらまき用にたくさん購入。

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冷凍の干し鱈がいっぱい。



干し冷凍鱈。
これはポルトガルの家庭料理の必需品。
これ、メンタイという韓国の家庭料理の必需品じゃん、と少し驚く。
それにしても蛸とか魚介類がたっくさん。
海の国だ。

 

 

たくさん買い物したのでホテルにいったん戻ることにする。
ポルトのショッピング通り、サンタカタリナ通りを歩いていると、有名なナタ(エッグタルト)の店のウインドウがあった。

 Fábrica da Nataという店で、非常に人気で並ばないと買えない。

 

焼き上がるとチャイムがなる。
ナタとコーヒーで2ユーロいかないので、休憩には最高の店だ。


荷物を整理して、1時間休憩。

 


もつ鍋のアバディアドポルトにて晩御飯


そして、ポルト最後の夜は「もつ鍋じゃあ~!」と先ほどのレストランへ。
もつ鍋って、やっぱ韓国やん、と思いつつ。笑
6時半開店なのに、観光客がすでに複数組入っている。
さすがは人気店 アバディアドポルト
Rua do Ateneu Comercial do Porto 22 24, Porto 4000-380, Portugal
+351 22 200 8757
営業中:18:30 - 22:30

 

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入り口に謎の等身大マネキンが。

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入店時間の午後6時は開店時間でもあった



入ったときはこんな感じだった。
あっという間に

 

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あれよあれよとテーブルが埋まっていく

こんな感じ

 

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メニュー

 

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英語表記のメニューであれこれ説明、お薦めしてくれる親切な給仕係。


末娘「Tripas a Abadiaトリパス(もつ鍋)が食べたいです」
給仕「ランプレイアはどう?うなぎだよ」
末娘「うなぎはいらないかな」
などととても丁寧に対応してくれる。


どんどん客が案内されてテーブルがうまっていくのだが、その光景を見て思わず

「日本人多っ!!」
「韓国人多っ!!」

というと給仕さん
「日本や韓国の雑誌に載ったみたいで、すごい多いよ、日本人と韓国人」
だそうだ。

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蛸と玉ねぎのマリネ



薦められた前菜、蛸と玉ねぎのマリネ。
玉ねぎがかなり生で少し食べづらかったかな。

 

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濃厚海鮮クリームスープ

次はスープ。
美味しい!
海鮮にはずれなし!

 

そして来ました、「もつ鍋+ライス」

 

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もつ鍋にライス。韓国みたいだが、味は全く辛くなくあっさり

ひょ~
ホルモンの「せんまい」がいっぱい入っている!
サラミとかソーセージも。

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ビーンズと牛の胃袋の「せんまい」がとろとろに煮込んである、トマト風味。
これをお皿の上でご飯の上にかけて食べる。
薄味が超口に合う。
美味しい美味しいと絶賛完食!
量も二人でこれでちょうどいい。

値段もお手頃で満足して出る。

店の入り口にこのようなマネキン?大型フィギア?がある。

どの客もしているが記念撮影。

 

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この人形とみんな写真を撮るが


触診。「自分脈ないで」と末娘

 

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あ、こんなネオンが夜につくのか。
この店。


ポルトの最後の夜の外歩き


気持ちよく外に出て、そぞろ歩き。
ぶらりと散策する。
だって最後だもん。

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夜7時半。
なんか深夜のようなひっそり感。

 

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よく食べ、歩いてホテルに戻る。


ポルトと言えばポートワインでしょ!

 

時刻は夜10時。
すっかりおなかいっぱい、くたくたでホテルに戻ったが、
「ラウンジでのポートワインサービス」
が夜11時までやっていることを思い出す。

ポルトに来てポートワイン飲まないなんて!とラウンジへ行く。

すると高校生らしき3人が楽しそうに話しているだけで誰もいない。

あれ、ワインくれる人おらん。

戸惑っていると、高校生が一人
「ポートワイン飲みにきたの?」
と聞いてくる。
「ええ? え。うん」
と答えると、その子がグラスを二つだしてボトルを取り出して注いでくれる。

「ちょっとでいい!
ちょっとでいい!」
を連呼し頂戴する。

彼はまた友人たちとおしゃべりに戻った。
どうみても高校生だけどなあ、大学生バイトかな?
それにしてもゆるいわ。笑

ポートワインはポートワイン。
甘い。
量多いし飲み切れずギブアップ。

 

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頑張って半分飲んだ。


ちゃんとポートワインも飲み、最後をきちんと締めくくれて就寝。

明日はバルセロナに戻る。